ジャンボを送る作品 ( ;∀;)/~~ その4

2014/05/30 23:53 - カテゴリー: ムービー@旅客機 - 投稿者: ナオ@Webmaster
公式ソフト「ANA 747 FOREVER Memorial Document」

その3からのつづき)

▼主役はあくまで機体そのものであるべき (゚д゚)(。_。)

本日も公式さん(ジェミニエンタテインメント)のANA 747作品をメインに語ります。

→ANA 747 FOREVER Memorial Document Vol.1 The Final Countdown [Blu-ray] ※DVD版もあります
→ANA 747 FOREVER Memorial Document Vol.2 The Last Memories [Blu-ray] ※DVD版もあります

▽ANA 747 FOREVER Vol.1 予告編

▽ANA 747 FOREVER Vol.2 予告編

まず、あくまで私的なもので少々偏屈な考え方でもありますが(汗)、私は「航空もの」にカテゴライズされる作品ってのは、究極的には「機体が主役」になってしまうものだと思ってます。なぜなら、航空パニックものの映画だとか、航空業界をテーマにしたドラマなどがあっても、なにげに映り込んでる機体たちが気になって仕方がない人種だからでしょう σ(((゚д゚;)))。

要は、GOOD LUCK!!でもミスパイロットでもTOKYOエアポートでもかぶりつきで見るのは、そのチラ見で出てくる機体たちを見逃さないために熱心に視聴するわけで、極論したらドラマ性だのキャスティングだのは二の次なのかもしれません ((((((^▽^;)。

ですから、いかに制作上、機体にウエイトを置いてるか?が作品そのものの評価のポイントにもなったりするわけです。ハッピーフライトが大人気だったのも機体(Boeing 747-400)を事実上の主役として、ジャンボ運航をバックアップするために必要な航空会社や空港などの「システム」を解説することもストーリーの主軸にしているからだと考えます。これがヒコーキ好きだけじゃなくて一般人にもバカ受けした要因でしょうね d(・ω・´d)。

そして、航空業界や空港を舞台とする映像作品として、絶対に避けて通れないのが機体の「離着陸シーン」というわけです。仮に人間ドラマがテーマであったとしてもです。まあテクニカルなお話をすれば、離着陸シーンがインサートカットで入ってることで、そこが空港であることや登場人物が移動する様子を説明できたりするから、必要不可欠だというわけです。あとは映像やってる人間なら、誰であろうがダイナミックは離着陸シーンは絵的に美味しいと考えるでしょう。だから離着陸シーンは大切なのです。

このように、一般向け作品ですら、離着陸シーンが重視されるわけですから、航空ファン向けだとさもありなんですよね。前にも書いた通り「飛んだり降りたり」だけの「旅客機ウオッチング」作品がカテゴリーとして成り立つと考えたのはそこだったわけです。要は美味しいところだけを摘むポリシーなのですね (^ω^;)。

▼カメラワークの問題

さあ、こういった考え方はあくまで私個人のポリシーですが、これを当てはめてみると、Amazonのレビューで、JALがウケてANAが荒れた要因が見えてくるのではないでしょうか。平ったくいえば、肝心要のジャンボが主役になってるかどうか?ということなのだと思います。もちろん、レビュワーさんの想いを一人ずつ確認したわけではないですが、最大公約数的に解釈するならそういう評価ポイントが私には見えてきます。

離着陸シーンよりは人間ドラマを……という演出プランならそれはそれで理解できます。しかし、公式さんの作品は失礼ながらそうとも思えないんですよね。やっぱり不評なANA版については、離着陸シーンの詰めが甘く見えてしまいます。この離陸シーンは見たかった、あるいはこの着陸シーンは外せないだろ、といった「あるべきシーンの欠落」についても残念な点ではありました。

むろん、公式作品ですから、離着陸シーン以外にも盛り込むべき要素はたくさんあることでしょう。しかし、それならなおさら数少ない離着陸シーンはより完成度の高いカットが求められるのかもしれません。

カメラワークについて語るなら、ANAのVol.1/Vol.2とも、目を見張るような素晴らしいカットとちょっと残念な腰砕け的なカットが混在しています。腰砕けと言っちゃうと失礼かもしれませんが(汗)、最近のYouTubeで旅客機動画を検索、視聴していただくと、アップのまま離着陸をフォローする撮り方が流行っているように思えます。離陸でも着陸でも機体が迫ってきたタイミングでズームを引くのは、機体全体をキレイにフレーミングしようというスチル写真的な発想なのでしょうね。

→参考動画:月刊ビデオサロン連動企画「飛行機を撮ろう」

もちろん、私も演出意図に応じてワイドやフィックスも使い分けますが、キホンはやっぱりドアップのままフォローするカメラワークが好きですね。思わず本音が出ちゃいましたが(汗)、要は好みの問題にすぎないのかもしれませんね ((((((^▽^;)。

とはいえ、前述の公式さんの「素晴らしいカット」――例えるなら、里帰り函館の離陸、遊覧伊丹のスカパーでの離着陸はどれもドアップでフォローしています。これ、実はどれもS.Komatsuさんが撮影されたカットだったりします。Vol.1/Vol.2ともに、巻末のスタッフロールにおいて「映像協力」でクレジットされているのを見かけた方も多いことと思います。S.Komatsuさんは、もちろん私たちの「ANA747記録映像集」に主要メンバーとして参加されています。彼はアマチュアとはいえ、大変有能なカメラマンですから、複数のプロジェクトから声がかかるわけですね d(^▽^o)♪

ちなみに、S.KomatsuさんはJALの作品でも新千歳の離着陸シーンで参加されています。つまり、JALもANAも見せ場は彼のカットで作り上げているとも言えるわけで、ゲスト扱いのカメラマンのカットで品質を底上げしているのはどうなんでしょ??……ということですね。もちろん、私の個人的な視点ですが ( ̄ー ̄;)ゞ。

→ありがとうジャンボ ~The Final Touch Down~ JAL Boeing747 Memorial DVD ※DVDのみ

▽ DVD 「ありがとうジャンボ The Final Touch Down 予告編

それはともかく、S.Komatsuさんとすれば、JALさんANAさん両社の公式作品に参加出来たということは大変名誉なことであり、いろいろ勉強にもなった……とのこと。よかったですね (*’∀’*)。ただ、公式さんへの参加も今回までということで、以後はご自身の作品創作に専念されるとのことです Σ(・∀・ )。

▼「流行り」のカメラワークを採り入れてみては?(・∀・)ノ゛

カメラワークの次は演出の問題ですね (-ω-;)。Vol.1で多用された、アートチック?なボカシエフェクトやモノクロエフェクトはAmazonのレビューでは大変不評だったようですね(汗)。ぶっちゃけ私もその点については同感です (゚д゚)(。_。)。

航空機のファンは動画においても「素材」の良さを活かした編集を好む傾向があるようで、時にはスローモーションすら毛嫌いされてしまいます。ボカシやモノクロについては、よほど深い演出意図と信念を持って採用されたプランだとは思いますが、残念ながら大多数のユーザにはその思いは伝わらなかったようですね (〃▽〃)。

さらに、里帰りフライトにおける制限区域での撮影ですが、それこそ「制限」の関係でしょうが、どこの空港も似たようなアングルになってしまっていることです。柵の中で撮れる!という好条件があったとしても、それぞれの空港らしさを表現するには、柵の外側からの撮影も欠かせないはずです。人員配置などを含め、ちょっと事前の計画が甘かったような印象は受けてしまいますね (;´~`)。

そういえば、成田国際空港2010<青木勝の世界>というDVDの中で航空カメラマンの青木勝氏がインタビューに応えています。制限区域で写真撮影する際の心構えといったものについてです。氏は『皆さんの代表として中で撮らせてもらうのだから、しっかりとした成果を持ち帰るよう心がけてます』……旨のコメントをされてました。第一人者でありながら、なんと謙虚なお答えでしょう!

ちなみに、私はできれば柵の中では撮りたくない主義です(笑)。誰でも出入りできるポイントでどこまで凄いカットをモノにできるか?という意地もありますし、人混みは苦手と言いつつも、どこかでお祭り騒ぎを皆さんと楽しみたいという思いもあったりします。実際、ジャンボの伊丹遊覧の際も、787 SROV(全国ツアー)でお会いした方に再会しちゃいましたからね。あれは楽しかった o(゚▽゚o)(o゚▽゚)o 。

さて、カメラワークにお話を戻すと。とりあえず、今はアップで撮るのが流行りと言えましょう(私が何年もかけて流行らせたようなものですけど… ^^;)。また、公式さんでは、S.Komatsuさんが抜けるわけですし、前述の人員不足等の問題をクリアする意味でも、今後は、j-skyの星澤さんとタッグを組めばどうでしょう??

他人様のプロジェクトの人事に口を挟むなんてのは甚だ僭越ですし、大きなお世話なのは重々承知ですが(汗)、星澤氏のカメラワークでさまざまなエアラインや空港の公式コンテンツを見たい!という航空動画ファンは多いはずです (`・ω・´)b。

星澤氏は海外を含むいろいろなメーカーと取引実績がありますので、セミプロどころか、もうプロカメラマンと言っても過言ではありません。そこそこ古い素材のストックも豊富ですし、丁寧かつダイナミックなカメラワークが売り物です。公式ものへの情熱も高いってことで、いろいろうってつけじゃないかと思ったりします ( ‘-’ )( ,_, )( ‘-’ )( ,_, ) ウンウン 。

ワタシゃ、同人ゲリラでイイっす ((((((^▽^;)。

▼やっぱり「買い」の3作品 (^▽^)/

さてさて、紙数も尽きてきました。ちょっと読み返してみましたが、いくら依頼されたパブリシティとはいえ、我ながらずいぶん好き勝手なレビューを書いてしまいましたね(汗)。でも、購買につながるパブリシティってのは、どこにも転がっているようなお座なりな作品紹介などではなく、その作品を実際に観た人の率直かつ熱いレビューじゃないかと思うのです (`・ω・´) キリッ。

前にも書きましたが、公式さんのANA 2作品はAmazonのレビューは荒れてる反面、売れてもいるわけです。これは紛れもない事実です。

もちろん、何度も書いているように、私自身、同種の作品を手がけてリリースするわけですから、今回書いた内容はすべてブーメランで帰ってくる可能性を覚悟しています(汗)。怖くてオシッコちびりそうです (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル。

で、私の結論とすれば、ANA 2作品+JAL 1作品セットで3本まとめて買うことをオススメします(・∀・)ノ゛。何だかんだ言ってもやっぱり貴重なジャンボの記録に他なりません。特に動画は映像作品の中でしかもう会うことはできないわけですからね (´;ω;`) 。

ジェミニ・エンタテインメント作品群

加えて、今回はやっぱりANAがメインになるであろうということで、Vol.1/Vol.2通して、イチオシのチャプターについて書きましょう d(・ω・´d)。それは、Vol.2特典に入っているANA社内オーケストラです。あれはオープニングやエンディングでもよかったぐらいの出来映えです。S.Komatsuさんのカットとのコラボは涙が出ました ヽ(;▽;)ノウルウル。

さて、鉄道の世界では、映像系の商品も飽和状態って感じですよね。製作者もたくさんいらっしゃる。翻って、航空……特にエアラインがらみとなると、パイも小さい故に、そんなに製作者もいないわけです。ということで、いつもの顔ぶれという感じにはなってしまいますね(;^ω^)。

まあしかし、いくつかの製作チームがそれぞれの持ち味を活かして切磋琢磨して行くってのは、間違いなく業界を面白くするんじゃないかと思ってます σ(^◇^;)。

「ジャンボ商法」などと揶揄するムキもあるようですが(汗)、何だかんだ言って、私も本やDVDは全部買ってますね ((((((^▽^;)。ジャンボ教の敬虔な信者の皆さんなら、公式さんだけじゃなくて、私たちのANA747全機録も買ってくださることでしょう(笑)。

その5へつづく)


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