ソニー 業務用NEX新製品 Σ(・∀・ )

2012/08/20 07:49 - カテゴリー: ビデオシステム - 投稿者: ナオ@Webmaster
デジイチ系動画のツボ

▼SONY NEX-EA50発表

土曜日に、twitterで速報をつぶやきましたが、ソニーから業務用NEXの新製品が発表されました ( `・∀・´)ノ。

→ソニー(海外)公式サイト
→ラージセンサー搭載 ENGカメラ:SONY NEX-EA50(国内レビューサイト)

これは、コンセプトからいえば、家庭用NEXのVG-20Hを業務用にリファインしたという感じですね。センサーが異なりますから、FS100やFS700の廉価版という位置づけでもありませんし。

あちこちで書かれていますが、内蔵NDフィルターを搭載していないのはう~んというところですが、他はENG(ニュース取材用)カメラライクなスタイルといい、ソニーらしい落とし所という感じです。

ぱっと見フツーのENGカメラに見えますから、フツーのビデオカメラ(動画専用機)として使えそうな印象もありますが、やっぱり、ベースにあるのはデジイチ系動画カメラです。そこに騙されないようくれぐれも注意は必要でしょうね (;´д`)ゞ。

▽ NEX EA50 NXCAM Camcorder Product Introduction Video

▼デジイチ系動画をどう組み込むか

何度も書いているとおり、私とすれば、基本的にデジイチ系動画(デジタル一眼・ミラーレス・高性能コンデジで撮影する動画)は少なくとも旅客機撮影においては、「夜景など特殊な用途」向けのサブ機にしかならん、ということです。

ブログでは特に書きませんでしたが、かつて愛用していたEOS 7Dはとっくに売却していたのです。EOS 7Dはタイミング的には私にとっては実に手頃でしたし、なかなかの大活躍をしてくれたといえましょう。

そうして使い倒し、必要なカットを撮り終えたから……というのが売却の最大の理由ですが、ある程度予想できていたとはいえ、メインカメラには程遠い存在であることを改めて認識させてくれからでもあります。結局、特殊用途にしか使えないイロモノ――これがすべてです。

もう少し詳しく書くと……。まずは、熱対策の問題があります。最近のEOSやαでは相当改善されているようですが、熱暴走で長時間使えないという点は痛いですね。動画専用機ともいえる、FS100/700やVG-20Hでは問題ないようですが……(´・Д・`)。

このため、なおさら日が落ちた後用……夜景専用機になってしまったわけですが(汗)、夜景をキレイに撮ろうとするなら、F2.8以上の明るいレンズは必須です。そうなるとレンズにめちゃくちゃコストがかかってしまうのです。加えて、レンズが明るくなればなるほど、被写界深度も浅くなるわけですから、ピント合わせが相当シビアになってきます。

→過去ログ(EOS MOVIEピンぼけ解消術)

旅客機写真では定番であるキヤノンの100-400の白レンズがありますが、コイツで夜景動画を撮っても暗いので、おそらく動画専用機で撮った夜景との格段の差は見いだせないでしょう。そのくせピント合わせは何倍も大変です (@д@; )。

そもそも、旅客機動画撮影には望遠寄りの高倍率ズームレンズが必須となるのに、コストの問題もあってデジイチ系では10数倍以上なんてズームレンズは実現が困難ですからね。

このように、もともとコストパフォーマンスは異様に悪いのに加えて、デジイチ動画ならではのカットを得ようとすると、さらなるコストとトレーニングを要求されるわけです。

▼なぜデジイチ系動画でなければならないのか?を考えよう

私のEOS 7Dの作例をご覧いただきましょう。↓

▽ [四季の空港 - 4 seasons of airport - 20] Autumn7:雨の夜景

これはたしかに、動画専用機ではほとんど撮れない世界といえるかもしれません。それでも若干の暗さとノイズを妥協すれば、最近の裏面CMOS機であれば、ある程度イイ線はいくと思うのです。

まあ、Blu-ray化が前提のプロジェクトでしたから、そのあたりは妥協せず自分で実現できる最高水準を目指したわけですが、その判断がベストだったのかどうかは微妙なところかもしれません ( ̄ー ̄;)ゞ。要するに、高価な機材を導入してもそれに見合った結果が出せなければ何の意味もないわけです ヽ(´ー`)ノ。

とはいえ、デジイチ系動画からまったく足を洗ったわけでもありません σ(^◇^;)。ゆくゆくは機材を再度揃えてチャレンジしたいと思ってますが、今のラインナップで理想的なのは、NEX FS700/100あたりでしょうか。これにαの70-200 F2.8を組み合わせたら、私とすれば最強の夜景カメラになるかも♪

今回は、新製品の情報記事なのに、なにやらネガティブな文調で恐縮ですが(汗)、デジイチ系動画は、もともと写真と撮っている人が動画もついでに……というノリではとても魅力的なシステムといえますが、動画畑の人が調子こいて手を出すと大やけどをする恐れもあるわけです。

せっかく高価な機材一式を導入したのに、さしてキレイな夜景も撮れない、ピンぼけだらけ、さらに、操作系が悪くフォローもガタガタ……では目も当てられません (;´▽`lll“。

そういう危険性をはらんだデジイチ系動画となると、デジイチ系動画ベースの動画専用機?のこのEA-50は相当ヤバイかも??となるのです (〃▽〃)。

近い将来、もっと高倍率で高性能な電動ズームレンズやレンズアダプターが登場したら、このEA50も俄然魅力を増すとは思いますが、現状ではちょっと様子見という感じでしょうか。まあテストさせていただく機会があれば、持ち味を最大限引き出すような撮影をするつもりですけどね Σ(・∀・ )。


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2 件のコメント: ソニー 業務用NEX新製品 Σ(・∀・ )

  1. 賽文超人 says:

    VG-20H使ってるのでレンズだけ気になったのですが、ちくしょう!ズームが本体側ついてやがるorz
    と、言っても200ミリくらいじゃ非日常の映像はなかなか撮れません。
    (航空機ならなおさらでしょう。)
    そもそもVG-20Hを使う最大の理由はそのコンパクトなボディの優位性です。
    長期海外遠征や単車で移動の撮影時のためです。
    したがってこんなにデカくちゃー意味がない。
    ただし今までだったらメインのFX7がお釈迦になった場合、乗り換えはAX2000という選択肢になってたんでしょうが、レンズ交換が効く分こっちのほうがいいかもしれませんね。
    とはいえ道具なんて何でもいいんです。
    スペックも薀蓄も興味ないんで、メーカー様には

    「楽して簡単にキレイに撮れるモノ」

    をコンセプトに開発してもらいたいですねえw
    なので

    ・コンパクト(ハンディカムサイズ)
    ・手ブレ補正
    ・超広角~超望遠ズームレンズ
    ・電動パワーズーム
    ・スチール写真対応センサー

    これら要件を満たすならコンデジでもかまいません。

    • そういえば、センセもEOS MOVIEを卒業されたクチでしたね(汗)。いそはち氏もそうですけど、デジイチ動画にチャレンジしてみてもそれオンリーに没入している人は私の周囲にはいないような……。

      ふむ、たしかにVG-20Hはコンパクトですね。広角系である程度の表現がカバーできる鉄道なら、面白い選択肢かと♪

      とにかく、今回の新製品にしてもVG系統にしても、高倍率パワーズームレンズの登場がカギですね。今の商品構成はバランスが悪いというか、レンズの開発が数年遅れてるというか、どこかいびつな印象です Σ(´д`*)。

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