ホビーにヒエラルキー?撮影系は (;´д`)?――その1

2012/07/07 23:57 - カテゴリー: ムービー@鉄道・船舶・パス - 投稿者: ナオ@Webmaster
SLブームバッシング ( ´・ω・`)

▼ウチらの活動は果たしてクリエイティブなのか (;´д`)??

最近、また悪夢にうなされることが多くなって来ました(汗)。その夢はこんな感じです。空港のエンドで着陸機を撮影しているのですが、なぜか直前に機体がSL列車に変わり(!)、まわりの景色もいつの間にか線炉端に……。そして、SLは大音響で警笛を鳴らしながら猛スピードで私に迫ってきます。つまり、私は撥ねられそうになっているのです。いつもそこでガバっと飛び起きるのですが、濃い汗で背中がビッショリ、頭もガンガンするのです (-ω-;)。

――とまあ、まるでオカルトカテゴリのようなマクラからスタートしましたが(汗)、何回かに分けて「ホビーのヒエラルキー(階層性)」について、思ったことを書いてみますね。根っこにあるのは、私がメインで撮っている旅客機、そして鉄道・バス・船舶といった被写体依存の「有りモノ撮影」のホビーは、結構世間的に見下されているというか(汗)、大したことがないという風に世間で見られがちだと常々思っていることです。

実際、YouTubeにおいても、被写体依存のウチらに比べたら、一発芸などのコメディーや自作曲の歌唱や演奏、寸劇のようなショートショート、さらにはコマ撮りアニメ……そういったテーマのチャンネルの方がよりクリエイティブには見えますねぇ…… ( ̄ー ̄;)ゞ。

そのYouTubeですが、昨年「YouTube NextUp(クリエイターズキャンプ)」が開催されましたね。これは一種のコンテストであり、次世代を担うクリエイターを発掘しようという試みで奨学金?まで用意されるという、大変興味深いイベントだったのです(→入賞作品)。

応募してみようかと規定に目を通したのですが、こりゃ門前払いでした (#/__)/ドテ。だって、企業のロゴが映り込んだらダメ、音楽は自作曲に限る(ライセンス処理されてても他人様の曲はダメ)などと、「禁じ手」ばかりで、とてもじゃないけど、ウチらの芸風(笑)で応募できるようなシロモノではなかったのです (〃▽〃)。

もちろん、このコンテストについては、あくまで次世代を担うクリエイターの発掘や養成でしょうから、よりクリエィティビティが要求されるのはもっともなお話です。またYouTube主導というか直接手を下すわけですから、もろもろの権利関係などでよりシビアにならざるを得ないのは当然といえましょう。でも心の奥底で、「どうせウチらはグレーゾーンにうごめく底辺クリエイターですよ ヽ(`Д´)ノ 」っと、ヒガミがあったのは事実です (^▽^;) 。

でも、コンテストならまだしも、ホビーに創作性やオリジナリティが必要なのか? はたまた、そういうクリエイティブなホビーの方がエライ!のかと問われると、私のアタマの上にはデッカイ疑問符が灯ります (^ω^;)。

▼トラウマになったある事故の報道 Σ(´д`*)

ということで、冒頭で記したヒエラルキーの問題へとつながるわけですね(´・Д・`)。さて、オカルト話(笑)にお話を戻すと、SLに轢かれそうになるという悪夢は、トラウマになっているあるニュース映像が正体でした。時間軸は40年ぐらい前(トシがバレますね… ^^;)に遡ります。

その当時はSLが第一線から退き始めたタイミングであり、「SLブーム」が起こっていたのですね。私もご多分に漏れず、鉄道ホビーにハマっていたのです(汗)。当時は家庭用ビデオカメラなど影も形もない時代ですから、オヤジから借りたミノルタハイマチックEでバシャバシャ写真を撮ってましたが……。

そうした中、とある線区で運転されたSLのイベント列車を撮影しようと線路内奥深くに入った小学生が、その列車に撥ねられるという痛ましい事故が起こったのです。そして、あるTV局のクルーが取材でその列車に同乗しており、車窓からその事故現場を撮った映像がお茶の間に流れたのです(!)。

その坊やはうつぶせで線炉端に横たわっていました。服の色などは思い出せませんが、半ズボンだったのは鮮明に記憶しています。車体と接触して飛ばされたのだから、血まみれというわけでもなかったはずですが、とにかく、今ならゼッタイ映さないか、モザイクをかけるようなシーンだったのは間違いありません。

騒然としているであろう事故の現場で、まだ救急隊も駆けつけていタイミングです。倒れている坊やはピクリともしていないように見えました。その坊やに触れることも出来ず、遠巻きに見守っている大勢の人々(大半がカメラを持っていた)……。

数秒間だったと思いますが、徐行で現場を通り過ぎる車窓からのそういった光景は滅茶苦茶シュールでした。事故の瞬間でなかったのがまだ幸いだったのかもしれませんが、メシ時にあの映像はキツかったですね (〃▽〃)。

▼流行りものにはとりあえず茶々が入るお約束 Σ(´д`*)

ところが、それだけでお話は終わりません。翌日の朝刊には早速訳知り顔の評論家(たしか大学教授)が、過熱するSLブームを憂うという感じのコメントを寄せているのです。車両を撮影するような趣味は創造性も何もない。他のことに打ち込んだらどうか――たしかこんな論調でした。学校に行ったら、『オマエのやってるような事は趣味じゃない』と罵られるし、それでなくてもショックを受けているのに踏んだり蹴ったりでした Σ(´д`*)。

要するに今で言う、流行りごとに対しての「バッシング」だったわけですね。オヤジは「ほんなもん、気にすな。ただし、人に迷惑はかけんなよ」と言ってくれました。まあ、趣味なんてものはおよそ非生産的なもので、他からみたらバカバカしいものなのだと、今なら開き直って胸を張れますけど、なぜ、好きな事に打ち込むのにこんなに肩身の狭い思いをしなきゃならないのか?と世の中の理不尽さに憤慨したものです (;´д`)ゞ。

だからという訳でもないのですが、「撮影する」という鉄道ホビーは、私の中ではプライマリーではなくなってしまったのです。鉄道雑誌を読み漁ったり、時刻表を隅から隅まで眺めたり、地図に架空の鉄道路線をマッピングしてみたり……といった路線(笑)に転換していったのですね。

そういえば、大阪弁天町・交通科学博物館(当時は交通科学館)の今はなき図書室に入り浸っていたのもそのころでした。あそこの膨大な資料は貪欲に知識を欲していた私にとっては「宝の山」だったのです (b´∀`)b。

その後、運命的な出会いといいましょうか、宇宙戦艦ヤマトが放映され、ハマりまくった私はアニメホビーへと道を進め、鉄道は下火になってしまいました。鉄道撮影(動画)に取り組むのは1988年あたりです。それまで長い年月がブランクになったのです。

その2へつづく)


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