「岡山カーブ」撮影ポイントを探せ (*゚∀゚)ノ その1

2011/10/14 23:26 - カテゴリー: ムービー@旅客機 - 投稿者: ナオ@Webmaster
ロケハン初日は逆方向滑走路ばかりで収穫ナシ (;´Д`)1311065359

▼なぜ本就航まで待てないの ?(‘_,)?(,_’)?

さて、ANAの787慣熟飛行訓練捕獲は、初日に岡山でなんとか収録でき、動画のアップにまでこぎつけました(過去トピック)。BBSで経緯はその都度経過を報告してきましたが、最終的に出撃したのは岡山だったわけです(汗)。

今回の訓練飛行は、関西をベースに岡山/広島往復がメインとなります。関西空港は地元ではありますが、海上空港のため、撮影ポイントが限られています。対岸から狙うなどの奥の手もありますが、とりあえずは機体をそれなりの大きさで捕獲したい……ということで、比較的慣れた岡山にターゲットを絞ることにしたのです (´∀`)b。

岡山だったら、11月から本番就航するのに何故今なの?……なんて声があるかもしれませんが、慣熟飛行ダイヤ(公式サイト)に出ているとおり、1日2便のため、夕方にも便があります。これは下記に添付した本就航ダイヤにはない運航パターンです。だから今のうちに撮っておかないといけないわけです ( ・∀・)b。

公式サイトより――本就航時の羽田~岡山線ダイヤ

それと、羽田に初号機がデリバリーされた際のロケは、ある意味「証拠写真的」であり、TAKABOさんのように、狙いを定めてちゃんと結果を出したロケに大いに触発された私としては、岡山でちょっとアクロバティックなカットに挑んでみたくなりました。それがファイナルアプローチ時の旋回とギアダウンです( ̄ω ̄)b。

▼R/W07時の旋回を狙ってやろうと現地調査に (^ω^;)

以前から、岡山空港のR/W07(ランウェイゼロセブン)運用時の着陸機は面白いコースを辿るなあと思っていました。空港上空(ハイステーション)を東から西にいったん通り過ぎて、徐々に高度を下げているのでしょうね。しばらくすると西からアプローチして来るのです。

漫然とその光景に接してきたわけですが、よくよく考えてみれば、そこそこの低空で旋回しているハズで、地上からはかなりドラマチックな光景が狙えるのでは???と思いついたのです ! (*‘ー‘*) ! 。

旅客機を撮れるのは空港しかない――そんな固定概念を打ち破ったのが、前述のTAKABOさんのカットであり、その意気込みに肖ってみることにしたのです。しかし、そんな動画はもとより、写真もネットでは見あたらず、どこで狙えばいいのか、まるで見当がつかないじゃないですか (`ε´)。

でも前例がないなら(多分)、それはそれでやり甲斐があります (`・ω・´)∩。とりあえず、撮影前のロケハン(下見=現地調査)は必須になりますが、まずは事前にある程度のアタリをつけておく必要がありますね。

早速、イカロス出版の出発進入経路マップを紐解いてみたのですが、あくまでマニア向けの資料のため、図版がそれなりにアバウト(地図が略図になっている)なのですね (^ω^;)。

それで、同書に記されている旋回コースとGoogleマップとを合成してみたのが下図です。旋回コースは、あくまで推量で引いてみました(汗)。↓

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青いラインは岡山空港の滑走路(07/25)、破線は私が推定した旋回コースです。

▼いよいよ現地(総社市)へ (`・ω・´)∩

あとは現地で調べるしかありません。前日に旭屋書店で5万分の1地形図を買いました。Googleマップのプリントアウトだけでは地形の高低差が分かりづらいので、ちゃんとした地形図もあった方が便利なのです。ということで、準備完了! あとは、調査用のカメラ(HX100V)を携えて出撃するだけです (`・ω・´)∩。

ちなみに、この調査出撃には、JR西日本の「鉄道の日記念乗り放題きっぷ」を使うことにしました。3000円で普通列車に乗り放題なので、なかなかオトクです ヽ(゚▽゚)ノ。

大阪5:00(503C)6:06西明石6:21(321M)6:56姫路7:03(1305M)8:33岡山9:03(735D)9:39総社

↑いくつもの列車を乗り継ぎ、数時間かけて岡山県の総社駅に降り立ちました。早速、「旋回コース」探しに出発です。とりあえず、駅の西口から西に向かい高梁川方面を目指します。てくてく歩いていると、かなりの上空を爆音が通過。あわてて、HX100Vを構えるも、撮りそびれてしまいました Σ(´д`*)。

那覇行きのJTAだったのかも。そして次はソウル行きKALと出発便がつづきます。離陸機のコースも気になるところなので、もう少し早く現地に到着したかったのですが、安いチケットを利用するなら、始発で駆けつけてもこの時間帯が限界だったのですね (´・Д・`)。

高梁川の河原を目指したのは、見晴らしが良いだろうということと、土手は街中で意外と高台だからです。まずは、総社大橋の東詰あたりで旋回コースをあれこれやと想像します。加えて、電柱や建物など、障害物の少ない撮影アングルを物色しておきます。

下記写真は、総社大橋東詰です。西側を向いて撮っており、赤色の破線が当初想像していた旋回コースです。

総社大橋東詰

実際には、機体が飛んできてそのコースを把握しないと意味がないのですが、この日の予報は南風――。R/W07が使われるのは東風が北風ですので、望み薄なのは分かっていたのですが、何が起こるか分かりません。この種の調査では、まずは現地入りすることが大切なのです (^д^ )ゞ。

朝の到着便が落ち着いてしまうと、昼過ぎまで動きはありません。それならばと、総社大橋を渡って、高梁川西岸も見ておこうと思いました。上記のように、当初は高梁川を大きく越えたあたりまで旋回半径が伸びていると想像していましたので。

地元の方――農作業をされている方や、商店の方に、「この辺の上空を飛行機が飛んでませんか?」と訪ね歩いたものの、みなさんご存じないというか興味がないようで(汗)。ていうか、まるで的外れの場所を捜索していたと気付くべきでしたね (〃▽〃)。

▼結局、この日は空港の西側に機体はやって来ず (;´Д`)トホホ

いい加減足が痛くなってきました( ;∀;) 。お分かりのように、総社駅到着以降、ずっと徒歩で調査を進めています。もう2キロは歩いたでしょうか……。本番撮影で狙いが明確ならレンタカーを奮発してもよかったのですが、まだ雲を掴むような現段階では費用対効果が希薄だと判断したのです。

もっともっと捜索範囲が広い場合は、クルマでないと厳しいのは事実ですが、クルマに閉じこもってステアリングを握っていると、遠くから聞こえてくる爆音を聞き逃したり、上空を飛行している豆粒ジェットを見落とすリスクが高くなります。徒歩には徒歩のメリットがあるわけです。とはいえ、足は痛い……ということで、西岸の河川敷でしばし休憩することにしました(汗)。

5万分の1地形図を拡げて作戦の立て直しです。下記写真ですが、レシーバーを置いているあたりが岡山空港だったりします。↓

河川敷で休憩中に地図を拡げて作戦練り直し

レシーバーといえば、この種の調査では、エアバンドで交信をキャッチすることも重要となりますが、空港から離れた今回のようなケースでは受信感度が問題になります。

また、岡山空港はちょっと変わった管制をやっていて、アプローチ機は東京コントロールの山陽セクターから、まず高松アプローチにコンタクトし、さらに岡山タワーに引き継がれる、というプロセスをとります。空域が接近しているのでそういう運用をやっているのでしょうが、この高松アプローチが遠いのでなかなか入りづらい Σ(´д`*)。

さらに、橋の周辺などはクルマの通行量が多く、こういう場所ではイグニッションノイズを拾いやすいのです。岡山タワーでも管制塔側も機体側も聞こえたり聞こえなかったり、高松アプローチに至っては、機体側がかすかに聞こえる程度だったりします。

そういう難条件下で踏ん張ったのですが、16時前の東京からのANAも25降りだったので、あきらめて撤収することにしました…… (つω・、)。

▼うわ、ビジュアルを忘れてた ( ̄□ ̄|||)ガーン

どうせ1回の下見で完結するとは思ってませんでしたので、次回の下見プランを検討しつつ、重い足を引きずりながら(汗)、総社駅に戻ってきました。

それにしても、いつもは撮影仲間のクルマに便乗させていただいておりますので、今回のようなハードな徒歩ロケハンは実に堪えますね (@д@; )。日頃の有り難みというか親切な仲間たちに感謝しろってことでしょうね m(_ _;;)m。まあ、ロケハンということで、クソ重たい三脚が不要だったのは幸いでしたが……。

帰路は、伯備線を使います。総社駅というのは面白い構造になってまして、伯備線と吉備線が接続しているのです。つまり、総社から岡山に出るには、伯備線ルートと吉備線ルートの両方が使えるわけですね。

伯備線に乗って、清音(きよね)駅にさしかかりました。6月の遠征でも鉄道の撮影を楽しんだあたりです。この時に今回の下見プランを練っているあたりから、ずっと気になっていたこと――何か重大なことを見逃しているような――想いに囚われたのです (-ω-;)??

疲労が極限までくると、脳が異様に冴えたりするものですよね(汗)。アタマの中でなにか電光が走ったような感じがして、次のキャプチャのカットを思い出したのです。↓

「四季の空港」秋より

これ、新作Blu-ray「四季の空港」の秋チャプター(岡山空港)よりのキャプチャです。これも岡山空港R/W07へのアプローチシーンなのですが、「ビジュアル」であり、想定してなかったアプローチなのです!

このカットは、空港南西側の丘の上で、目の前がR/W07のタッチダウンのポイントで撮影したものです。たまたま後方で爆音がしたので、振り返ったら、いつもの空港上空をそこそこの高度通過していくのではなく、空港の南側を低い高度で通過していたのですね。

上記でずっと前提としていたのは、ILS(計器着陸)のお話しであり、有視界飛行のビジュアルアプローチについては、すっぽ抜けていたわけです(汗)。前述の出発進入経路マップもビジュアルについては記述がありませんでしたので (;´Д`A。

今回で終わりではないとはいえ、下見に来た帰り道にこんな重要なことが抜けていたのに気付くとは我ながらのんきなものです ヽ(~~~ )ノ。

そういえば、どこかのサイトかBBSで岡山空港へのR/W07アプローチの際、左旋回か右旋回で議論が盛り上がっていたような……。要するに、左旋回がILS、右旋回がビジュアルなわけです。

▼地元マニア氏に協力要請 (^ω^;)

でも、よくよく考えてみれば左旋回でも右旋回でも、両者の描く弧の「外側」の位置は大きくずれますが、「内側」は最終的にどちらも滑走路の軸線に乗るわけですから、今日のロケハンについては、左旋回を想定していたものの、右旋回にも応用は可能なわけです (*´ω`*)ホッ。

岡山空港R/W07着陸:左旋回と右旋回

しかも、数少ないながらも私の経験値からすれば、早朝にビジュアルはほとんどなかったような……。てことで、左旋回のILSに狙いを絞ることにしました。さいあく、右旋回でも同じ撮影ポイントでも何とか対応できるはずですから ( ・∀・)b。

――ヘトヘトになって大阪に戻ってきました。いろいろ考えた結果、もう少しネットを検索してみて、地元のマニアの方のサイトやブログの管理人さんに直メールを送って情報を集めることにしました。

本番までに最低でもあと一回は下見に行く必要はあるでしょうが、やはり、ある程度の予備知識を得ておいた方が効率もいいと考えたからです。

で、根気よく検索してみるとあるものですね。ドンピシャの旋回カットではないものの、地元岡山でこだわりの旅客機写真を撮り続けておられる方のブログがヒット、空港からかなり西に離れた場所で、R/W07アプローチを狙ったカットが公開されていたのです ヽ(゚▽゚)ノ。

それは、トチの記TOP)さんです。厚かましくも情報提供をお願いしてみると、ご親切にも即レスを頂戴できました (*‘ー‘*) 。

どうやら、私が待ちかまえていた総社大橋あたりは、やはり南に寄りすぎで、もうちょっと北側を旋回しているのではないか?とのお答えでした。私があれこれ推察していたのは、あくまで門外漢による理論値でしたので、このように地元の方の推論はものすごく説得力があります。

トチさん、本当にありがとうございました (。・∀・。)。そちら様のアドバイスのお陰で自信を持って2回目のロケハンに出撃できました Σd(゚∀゚*)。

その2へつづく)


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