ジョブズと久米宏 (;゚д゚ )???

2011/10/06 15:18 - カテゴリー: 総合 - 投稿者: ナオ@Webmaster
プレゼンについて考えてみた♪1310085133

▼アップルのジョブズ氏死去……

ジョブズ氏死去のニュースがネットを駆けめぐってますね。まずは合掌――。ただ、アップルというブランドはここ数年のいろいろな出来事(特に対アップルストア)で、私の中では「別にどうでもいい」レベルになってしまってます (@д@; )。

コンピュータとしてのMacintoshは、動画編集ツールであるFinal cut studioを動かすためとWebの動作確認でしか使ってませんし、隙あらば全廃できないかと手ぐすねを引いています ((((((^ω^;)。ついでに書くなら、Googleには世話になっているので、スマホを導入するならAndroidだとも思っています (´∀`)b。

一時期は神扱いしていたことからすればずいぶん勝手な心変わりかもしれませんが、基本的に消費者というのは気まぐれなものですからねえ……ヽ(~~~ )ノ。

それはさておき、今日の本題です。そのアップルの「iPhone」の画面写真に表示されている時間が「午前9時41分」である理由とはです(元ネタ→やじうまWatch)。

→午前9時41分、Appleが止めた時間の謎。(DESIGN ARCHIVE)

詳細は上記サイトで記事になっている通りですが、要するに、

> つまり、時間が統一されている理由は、iPhoneのスクリーンが世界に向けて
> 初めて公開されると予測した時間で、合理的な理由がありつつも、Appleにとって
> 記念すべき時間でもあるからということですね。

ということであり、プレゼンの時間割の中でお披露目される時間を想定して決められていたらしいのです。実に単純で聞いてみれば「なあ~んだ」というような理由かもしれませんが、それにこだわって毎回その時間を想定しているあたりが、アップルのアップルたる所以なのでしょう (´・Д・`)。

もっと重要なことですが、同サイトの記事には、ジョブズ氏がプレゼンにおいては「三幕構成」のコンセプトを好んで用いていたと書かれています。

> 優れた脚本は三幕構成を使っているといわれるように、
> 人を魅了させるプレゼンテーションは三幕構成を持っているということですね。

▼動画作品もプレゼンの一種であるという考え方

プレゼンといえば、営業活動やコンペ、あるいは会議の席上で行われるものという印象がありますが、広い意味でのプレゼンテーションは、ビジネスのみならず、日常生活においてもコミュニケーションの一環として行われていると私は考えます。

要は自分の考えを述べるための手だて、段取りや説明のための材料などは、ひとくくりにして、プレゼンといって構わないと思うのです。その意味では、動画や写真、Webサイトはツイッターなども全部プレゼンの一種だといえます。

特に動画は時間を操るメディアですから、上記の三幕構成といった考え方は、人魅了する作品造りに通じるコンセプトだと思うのです。これ、三幕となってますが、私は四幕でもいいと思っています。古来から定番である「起承転結」の考え方ですね。つまり、メリハリをつけて、きちんと落としどころに持っていくことが大切なのです。

さすがに1カットだけの離着陸シーンの動画では、起承転結も三幕構成もないだろうとは思います (;´∀`)。でも、たとえば1カットだけであっても、機体がまだタッチダウンしてないのに動画が終わったしまったら興ざめですよね (゚Д゚;)。

タッチダウンが見えないポイントなら、機体をフレームアウトさせるなどの気配りが必要だということです。他にもよくあるがちなのが、ズームしている最中にフェードアウトで無理やり終わらせるといった乱暴な編集もう~んという感じです。

カットの始まり方、盛り上がり部分、終わり方と、たとえ1カットであってもこの程度の三幕構成は出来そうです。まあきちんと撮ってていねいにアップロード用の動画を編集してやれってことですね (‘-’)(,_,)。

いくら自己満足で趣味でやってる動画だといえども、ほんのちょっとの気配りで俄然みやすく分かりやすい作品になるのだったら、面倒がらずにやってみる値打ちはあると思いますがどうでしょうね (^ω^;)?

見やすく分かりやすい動画というのは、突き詰めれば「よいプレゼン」の考え方が出来ているかどうかだと思うのです。着陸シーンなら着陸シーンというひとつの演目であり、それをきちんとプレゼンしてるんだって思いで撮ればいいわけです。平ったくいえば、観客の立場になれるかどうかですよね (´∀`)b。

▼久米宏のTV番組ならではのプレゼン

観客の立場――これで思い出すのは、もう何年も前のお話しですが、久米宏のキャスターとしての資質に言及したとある新聞のコラムです。たとえば、『アメリカがあって日本があって……』こういう両国を対比させる文脈をキャスターが語ると視聴者はたいてい世界地図を思い浮かべますよね。

北が上になっているので、アメリカは右側、日本は左側に存在しています。だから、たいていの人は身振り手振りで説明するなら、まず右側を指し、次に左側を指す……。ところが久米宏は違ったのです。

テレビを見ている人の立場になって、自分の左側をアメリカとして先に指し、次に日本として右側を指したのです。観客が両国の位置関係をスムースに連想できるよう、わざと逆に指したわけですね。さりげないようで、この気配りはなかなか出来るものじゃないです。まさにテレビを徹底的に意識したプレゼンの有り様だと思います。久米宏は有能な司会者であるとともに、すぐれたプレゼンターでもあったということですね (*‘ー‘*) 。

対面して話している顧客の申込書類を「反対側から書きこんで」成績をあげた保険外交員のエピソードも似たような世界でしょうね。むろん、観客の立場に立ったところで狙いをハズしていたら、相手に気付いてもらえなかったり、気味悪がられたりすることもあるでしょうから、一概に相手を思いやることだけが正解ではないのかもしれません。

ですが、動画のカット割り、始まり方・終わり方、字幕のフォントや大きさ、時間……など観客を意識して(観客の立場になって)工夫してみるとアナタの動画も一皮むけるかもしれません。もちろん自戒を込めて書いていますσ(^◇^;)。

プレゼンにお話しを戻すと、ネットには企業やお役所が作成したプレゼン資料がいくらでもアップロードされているわけですが、著名な代理店や国家公務員が作成したわりにはトンデモなPDFやパワーポイント書類が結構ありますねえヽ(~~~ )ノ。

もちろん、デザインや機能を使いこなす以前の問題として、読み手(観客)が欲している情報が伝わるかどうかがプレゼン資料のキモなので、見映えがかっこよかったり、動画が貼り付けてあっても、何が言いたいのかさっぱりワカラン資料なら意味がないわけです。

そういう意味では、ジョブズだの久米宏だのといった、存在そのものが圧倒的で、観客(聴衆)の前面に出てくるだけで会場の期待感は絶好調……といったプレゼンター(キャラクター)をキャスティングすることはもちろん大切ですが、資料だけ読んでも分かりやすいプレゼンの構成が必要だということですね。

冒頭で書いた「9:41」のスクリーンショットもアップルとしてのこだわりの産物であるとともに、観客に時間的な違和感を感じさせないようにという気配りの産物であると考えると、繰り返しにはなりますが、「さすがはアップル」と納得してしまいますね Σd(゚∀゚*)。


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